市のいのちとこころの支援対策事業における研修会で講師を担当させていただきました。
１４名実務者の方々が熱心に話を聞いてくださいました。講演開始直後にはrole playもお願いしましたが、皆さん熱心に参加してくださいました。ありがとうございました。
　そして自殺対策として内閣府が「お父さん眠れてますか？」とのキャンペーンを展開していますが、これは普段からsleep healthの充実を伝え、眠りの大切さを強調している社会であるのならば受け入れられるキャンペーンですが、「寝る間を惜しんで仕事をする」が基本信条の社会ではこのキャンペーンはいかがなものか？との小生の考えを紹介しました。
　いまや世界有数の短時間睡眠社会となってしまった日本は、また世界最長の残業立国であり、かつ労働生産性は先進国で最低となり、毎年3万人を越える自殺者をここ12年連続して記録している。お父さん眠れていますか？と眠れない事態に陥った方々に脅しをかけるのではなく、普段からスリープヘルスを心がけるよう、社会全体で取り組むことが何より大切なのではないでしょうか。