ページタイトル あなたの能力を100%引き出すには・・ ~なぜ大切?「早起き・早寝・朝ごはん」~ 

対象者: 一般向け 講演用資料

あなたの能力を100%引き出すには・・ ~なぜ大切?「早起き・早寝・朝ごはん」~ 

 大阪府池田市の社団法人池田青年会議所2月度公開定例会出の講演会を昨日担当しました。小学校1年生から中学3年生までの約80名とその保護者の方がおいでくださいました。このような幅広い年齢層を一度に対象とするのは初めてでした。そこで子どもたちにははじめから10のグループに分かれていただきました。各グループには小さい子も中学生もいるように分けていただきました。
 始めの5分は私の自己紹介とみんなに大声を出していただく時間としました。その後の10分は各グループ内での自己紹介です。それから私とワイフで訳した絵本「ねむりのはなし」の読み聞かせのグループと、私のはなしを聞くグループに分かれていただきました。絵本読み聞かせには小学校1,2年生くらいだけが行くかな、と思ったのでしたが、なんと半分以上が絵本に参加しました。読み聞かせは青年会議所の方で保育園の園長さんなどが引き受けてくださいました。ありがとうございました。30分ほどは私もじっくり話を、と思っていたのですが、予定とは違って読み聞かせが約15分で終わってしまったようです。読み聞かせから戻ってきた1年生などは私の話には大あくびです。そこで話は急遽短縮、15分弱のDVDを見てもらいました。それから各グループで今日知ったこと、わかったことを話し合ってもらって、模造紙にまとめてもらうこととしました。中学生が大活躍でした。ご苦労様でした。この作業を約20分で終えていただき、その後各グループの発表です。なるべく年齢の低い方に発表してもらうこととしました。皆さん一生懸命でしたね。ご苦労様でした。そして朝の光の大切さ、寝ないと頭が働かないこと、はわかってもらえたのかな、と感じました。そして最後に5分また私が話をさせていただきました。最後のメッセージは二つ。1.ヒトは、ねて、たべて、だして、げんきがでるどうぶつです。2.24じかんおきてると、ドジって、ケガして、ビョーキになります。です。その後質問時間を設けたところ子どもたちから、特に低学年の方からたくさんの質問を頂き、びっくりしました。最後の最後、保護者の方にお伺いを立て、いただいた質問は「なぜ外国と違って日本の子供は夜ふかしなのでしょう?」は本質的な質問でした。「今の日本では子どもにしつけをしていません。日本人は勤勉ということに自己陶酔しているのではないでしょうか?等々」お答えしましたが、その後考え思いました。やはり今の日本、皆さん口では子どもが大切といいながら、結局は金か子どもかと迫られると金を取ってしまうようになってしまっているからなのではないでしょうか。しかも時間をかければ仕事がはかどると誤解しているものですから、残業をして、眠りを疎かにして、効率の悪い仕事をしているのです。もっとも身近な自然である身体を大切にして、頭でっかちではない、生体時計を考慮した知恵を活用していただかなければならないのではないかということを、改めて感じた次第です。Biological clock-oriented life style 生体時計を考慮した生き方 の確立が急務です。

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