ページタイトル Dr Jodi Mindell と合同で行ったプレスセミナー

対象者: 一般向け

Dr Jodi Mindell と合同で行ったプレスセミナー

 2009年3月4日のJohnson & Johnson主催のプレスセミナー(PDF p1)が開催され神山も発表しました。このセミナーについては3月6日付けのJapan Times (PDF p2)でも紹介されました。
 なお当日の小生の発表資料もPDFにしておきます。スライドの12,13枚目は今月末に開設予定のしたお子さんの眠りについてのWebで、質問に答えていただき、APPSAの調査結果との比較ができるようになっています。

http://mf-net.jp/blog/2009/03/post-13.html でもセミナーの内容は紹介されています。

以下はJAPN TIMES の記事を神山が訳出したものです。

日本の乳幼児の睡眠時間は欧米やアジア各国よりも短い、と2009年3月4日水曜日に米国の心理学者が述べた。

 日本の3歳以下の子どもたちの平均睡眠時間は11時間37分だが、他のアジアの平均は12時間16分、欧米や南アメリカでは13時間となっていると、米国フィラデルフィアのセントジョセフ大学の心理学教授ジョディ、ミンデル博士が東京での会見で述べた。
 子どもの頃に大事なことはどれだけたっぷり寝たかであり、眠りが不十分な子どもたちは機嫌が悪く、記憶や注意力にも問題を抱えるという。
 子どもたちがこのように睡眠不足状態にあるにもかかわらず、子どもたちの眠りに問題があると考えている日本の養育者の割合は、ミンデル博士が主催するアジア太平洋小児睡眠連合(APPSA)が2007年に世界17カ国で行った調査では最も低い割合となっていた。
 子どもたちをしっかりと寝かせるのに大切なことは、寝る時間、お風呂、マッサージ、読み聞かせなど、寝るまでの段取り(入眠儀式)をきちんと決め、一人で寝ることを教えることが大切とミンデル博士は述べた。
 調査では両親と同じベッドや部屋で寝ている子どもたちほど、夜中に目を覚ます回数が多かったという。
 しかし調査では、子どもたちの眠りと、親の仕事からの帰宅時間との間には関連を見出すことはできなかったという。
 子どもたちには早起き早寝が大切と訴える神山潤医師は、この点について大いに関連があると述べている。すなわち親が帰宅すると子どもたちが興奮し、夜ふかしになっている例を彼は多く耳にしているという。子どもたちの眠りを考えるに際しては、両親の働き方も考慮されなければならない、と彼は言う。ミンデル博士によると米国の子どもたちの夜ふかしを招いている要因としてはテレビやビデオゲームの影響のほうが大という。
 APPSAの調査では3歳までが対象で、日本では872人、日本を含むアジアでは21327人、が、欧米、南アメリカでは7960人が対象となった。

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