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2019/04/04

進化の法則は北極のサメが知っていた  渡辺佑基 著

面白い。一気に通読。あえて生物を化学反応で語る著者。目からうろこ。

代謝量はパイプ式輸送ネットワークモデルに従う形で体重の四分の三乗に比例して増えるし、またボルツマンーアレニウスの式に従って体温が高くなるほど曲線的に増加する。
生物の代謝量の一部が生長に使われることを考えれば、絶対的な成長速度は代謝量に比例するはず。
大人のサイズまだ体を成長させるに必要な時間(世代時間)はおおざっぱにいえば、大人になったときの体重を絶対的な成長速度で割ったものとして表現できる。
この式(世代時間)は体重の四分の一に比例して増加し、体温が増加するほど曲線的に減少する。これはまた個々の生物に与えられた制限時間とみなすことができる。ならばその逆数は一定時間の重みとなる。これからするとネズミにとっての1日は、ニシオンデンザメのほぼ1年に相当する。ところが生物の1細胞が1世代の間に生み出す総エネルギー量は、体重とも体温とも無関係。
バイカルアザラシが教えてくれたのは、休息や睡眠のとり方は自由。




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