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2019/03/12

ロシア現代史再考 ソ連崩壊から読み解く大国の真相  山内聡彦著

 一昨年のプラハ訪問ではアエロフロートを利用し、乗り換えはモスクワでした。あまりに知らなすぎる国について知ろうと手に取りました。勉強になりました。ウラジオストクには言ってみたいと感じました。以下本文から

人々は記者たちが金で買われ、注文されてウソの記事を書き、ゆがんだ情報を伝えることがありうると知った。こうして記者たちは国民の信頼を失い、多くの人がメディアを軽蔑するようになったのだ。
我々が選んだ民主主義の道には独自の特徴がある。すべての民主主義的な規範を順守しながら、自らの歴史的、地政学的な特性を考慮に入れて自分で決定する。
法やルールは破るためにあるといった人々の伝統的な考え方や意識。
ロシアの国章は双頭の鷲で、この鷲は西も東も見ている。この国章はロシアの内的な二重性と矛盾を反映している。・・・・スラブ派はロシアの独自性やその特別な道を主張した。・・・西欧派はロシアの独自性をヨーロッパから遅れていることの原因とみなした。
国力を回復したロシアは進むべき独自の道をすでに決定した。それは世界観や価値観では欧米とは一致せず、正教に基づく伝統的で保守的なもので、民主主義はあまり必要とされない。ロシアには強い権威主義的な指導者が必要であり、経済では国家が大きな役割を果たすべきだという考え方だ。




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